焚き火の月

もう12月。


クリスマスになると届くのが、都築響一さん主宰のパーティの案内です。ふだん接点のない出版社の方と交流できて、楽しいお酒が飲めるよい機会だったのですが、哀しいことに昨年で会も一旦終了。今年はどうやって過ごせばいいのか一瞬ぼんやりしてしまうです。まあ仕事してお酒飲んで、気づくと終わってるんでしょうけど。その案内状がまた楽しかったんです。


もろびとこぞりて〜〜というわけで欧米諸国も、おとなり韓国だってクリスマスは国の祝日。なのに日本も中国も(それに北朝鮮も)、12月25日はタダの平日。イヴも休みにしてくれたら、23日の天皇誕生日から3連休になるのに。つまんないですねー。というわけで年末恒例の忘年会、今年は「キリストさま生誕をお祝いしたいのに、仕事しなくちゃなんない!」とお嘆き、お怒りのみなさまをお迎えして、25日に開催します。仕事も大掃除も年末進行も、全部忘れちゃって大騒ぎしてください!」


「もう年末!今年もやります忘年会!俺には(私には)聖夜も性夜もない、とお嘆きのみなさま、大変なことばっかりだった年なんて忘れちゃいたい人、年じゃなくて歳のほうを忘れちゃいたい人、みんな人生いろいろでしょうが「男もいろいろ 女だっていろいろ 吹き乱れるの♪」と、人生の大先輩・島倉千代子さんもおっしゃってます。今年の最後の最後に、年も忘れて、歳も忘れて、みんなで飲んで騒いで咲き乱れちゃいましょう!」


毎年、こういうテンション高めの案内状がメールボックスに届いてたのが、今年はないのがちょっと寂しいデス。それにしても、読み返してみると、出版関係の人間がいかに馬車馬のように働いてるかがよくわかりますな。ヤクザさまを貴重な情報源とされてる某大衆誌の編集者の人なんて、関西に帰省のついでに山口組の餅つき大会にも参加しなきゃいけないんです、とお嘆きだったのを思い出します。こ、こわっ。